Theme Talk 02

ワークライフバランス

仕事とプライベートを両立させ、
その時々の自分に合わせた働き方を実現。

三菱UFJ信託銀行には、働き方を支援する制度を利用しながら、子育てや介護、副業などと仕事を両立させ、自らのキャリアを広げている社員たちがいます。どんな制度を利用し、どんな風にプライベートと仕事を両立して、それぞれに合った働き方を実現しているのでしょう? 育休取得経験者の3人の社員に語り合ってもらいました。

Talk Member

三菱UFJ銀行 コーポレートバンキング企画部 出向
2006年入社
理工学研究科修了

入社後、長野支店に配属され、その後、複数の部署を経て、2020年より三菱UFJ銀行へ出向。現在、コーポレートバンキング部門の要員計画策定、ポスト設計を担当し、自分が今最も興味のある“人”に関わる仕事に邁進している。

法人マーケット統括部
2010年入社
政治経済学部卒

入社後、中野支店に配属され、6年目に不動産コンサルティング部へ異動し法人顧客に対する不動産活用の提案業務を担当。現在は法人マーケット統括部にて不動産事業に係る企画・施策推進を担当する。広く世の中を見て、本部でしかできない仕事ができることに喜びを感じている。

インベスターサービス事業部
2011年入社
政治経済学部卒

入社後、MTBJ外国資産管理部に配属され、9年目にインベスターサービス事業部 戦略グループへ異動。現在、MTBJに関する戦略企画、経営管理を担当。全社経営的な目線で、企画や事務に携わっていることにやりがいを感じている。

これまでのキャリアと産休・育休取得時期を教えてください。

河田

入社後8年目までMTBJ外国資産管理部に所属し、9年目にMTBJに関する戦略企画、経営管理を担うインベスターサービス事業部 戦略グループに異動しました。その後、10年目に産休・育休を取得し、翌年、出産前と同じ部署に復帰。今も同じ業務に取り組んでいます。

丸橋

私は5年目まで中野支店に所属し、6年目に法人顧客に対する不動産を活用した企業価値向上などの提案を行う不動産コンサルティング部に異動。その後、8年目に産休・育休を取得し、翌年、出産前と同じ部署に復帰しました。河田さんや私と同様、出産前と同じ部署、同じ業務に戻る人が多いですよね。私の場合、上司との復帰前面談で、家庭がどういう状況でどのくらいの時間で働きたい、という話をする機会をいただいたので安心だったし、その時に出産前と同じグループで仕事がしたいと伝えて、その通りになりました。

飯島

私は入社後配属された長野支店を皮切りに、法人企画推進部、営業第2部、従業員組合専従を経て、15年目から三菱UFJ銀行に出向。現在は、コーポレートバンキング部門の要員計画策定やポスト設計などを担っています。この間、2013年に第1子誕生時に出産休暇を1日取得。第2子誕生時には多忙だったこともあって特別な休みは取らず、2021年、第3子誕生時に初めて育休を取得しました。

丸橋

育休を取得するきっかけはあったのですか?

飯島

ここ数年、男性社員が育休を取得するのが当たり前になってきたことが大きいです。あと、子どもが生まれた時、人事から「育休を取ってください」という連絡が来たんですよね。

丸橋

いいことですね。育児と仕事を両立している方々が周りにたくさんいると、その大変さを理解していただけますし、子どもが熱を出して帰らざるを得ない時など、よりサポートを頼みやすくなるかなと思います。

これまで利用した、働き方を支援する制度について教えてください。

河田

私は結婚のタイミングで、夫の勤務地と今後の人生設計を考えて、転居を伴う異動のある全国コースから、転居を伴う異動のない地域特定コースに転換しました。結果、子育てプランや仕事のキャリアを落ち着いて考えられるようになってよかったなと思います。

丸橋

そうなんですね。私は子どもが生まれたタイミングで、地域特定コースに転換しました。保育園は容易に変えられないこともあって、周りでもコース転換する方が多いですね。

河田

妊娠中、健診を受ける病院が遠方で、かつ平日指定だったので、妊婦健診の休暇をいただけたのもうれしかったです。また、今助かっているのは、看護休暇や半休・時間休です。避けて通れない子どもの体調不良時に、年次有給休暇とは別に休暇を取得できるのは本当にありがたいです。

丸橋

柔軟に時短勤務制度を活用できるのもいいですよね。私は復帰後、最初のうちは始業前1時間、終業前1時間の時短勤務をしていて、その後、子どもの成長に合わせて終業前の勤務時間を30分多くしました。

河田

時短勤務制度は必須ですね。これがないと子どもを保育園に預けに行けません。

飯島

私は在宅勤務をフルに活用しています。第3子誕生前からコロナ禍での妻の入院、早産等、予断を許さない状況が続いたのですが、その半年以上の期間、ほぼ毎日在宅勤務をさせていただくことで、家族のケアをしながらなんとか仕事にも取り組むことができました。

河田

私も第1子の妊娠がコロナ禍と重なったので、妊娠中からほぼ在宅勤務でした。もし在宅勤務ができなかったら、もう少し早く産休に入らざるを得なかったと思います。

丸橋

私は今、週3〜4日、在宅勤務をしています。在宅なら、子どもの体調が悪くなった時も看病しながら仕事ができるし、1時間だけ仕事を抜けて子どもの保育園の行事に参加することもできます。柔軟な働き方ができるのですごく助かります。

河田

私は今も在宅勤務メインで、出社する日の方が少ないです。

飯島

未就学児の子どもが3人いて、第1子の幼稚園や習い事の送迎の間、第2子・第3子の面倒を誰かが見る必要があり、そんな場合、在宅勤務を活用することでうまく対応できています。在宅勤務ができなければ、どちらかの親にずっとサポートをお願いしなければならない感じになっていたと思います。

仕事とプライベートを両立するために工夫していることや気をつけていることを教えてください。

丸橋

土日にまとめて家事をやって、平日は仕事に集中しています。とはいえ、家庭の事情で周囲にサポートしてもらわなければならない場面も。そんな時皆さんに助けていただけるよう、一生懸命仕事に取り組む姿勢を見せることで、周囲の方の理解を得るようにしています。

河田

私はサポートをお願いしなければならない場合、相手がスムーズに引き継ぎできるよう、日頃から自分のタスクの進捗状況などをこまめに伝えるようにしています。また、子どもが持病持ちなこともあって、子どもの体調に不安がある場合も早めに報告しています。

飯島

私が気をつけているのは、プライベートでどうしても必要な時間はブロックしておき、仕事はそれ以外の範囲内で終わらせることです。そのために、不要な仕事の削減や効率化に努めています。実は私は今、副業としてコーチングをスタートさせていまして、そのための勉強やコーチング業務の時間を取るためにも在宅勤務を活用しています。例えば、19時開始の講座やコーチング業務であれば、19時まで在宅勤務し、移動時間なく講座に参加したり、コーチング業務を行うことができます。

河田

子育てもコーチング業も、そのための勉強まで両立させているなんて、すごいですね。

飯島

いえいえ。社内で私の副業のコーチングについて理解いただけていることに感謝しています。今後はコーチングをさらに上達させていき、そこにMUFGの業務を融合させ、新たなビジネスの立ち上げや、社内カルチャー変革、組織開発に活かしていければと考えています。

河田

私は今、第2子を妊娠中ですが、今後も家庭・子育てと両立しながら働いていきたいと思っています。子育てや時短勤務の経験は、タイムマネジメントや予測不可能なことへの対応能力が鍛えられたりと、仕事に活かせることも多いと感じます。その強みを活かして、これまでの領域外へもキャリアを広げていきたいです。

丸橋

私も第2子を妊娠中で、出産後は復帰予定です。家庭と両立しながら仕事のノウハウを深めていきたいです。これまでのキャリアで培ってきた不動産の知識や現場にいた経験を活かして、今後も時代の潮流に合わせた商品の企画、現場の営業力強化に向けて貢献していきたいですね。