Theme Talk 03

多様な働き方

幅広いフィールドがあり、働き方もさまざま。
その選択肢の多さが魅力の一つ。

幅広いフィールドを持つ三菱UFJ信託銀行には、多様な職場があり、そこにはそれぞれ異なる働き方があります。どんな職場でどんな業務を担当し、具体的にどのような働き方をしているのか? まったく異なる領域の部署で働く3人の中堅社員に語り合ってもらいました。

Talk Member

資金為替部
2016年入社
政治経済学部卒

入社後、長崎支店に配属され、個人顧客の資産運用相談を担当。そこで働くうちに運用の世界で勝負してみたいと思うようになり、市場部門への異動を希望。3年目に資金為替部に異動し、現在は機関投資家向け外国為替営業に従事している。2023年3月からはロンドン支店へ。

年金信託部
調査役
2015年入社
文学部卒

入社後、年金信託部 年金事務第3課に配属され、企業年金の掛金拠出事務などを担当。4年目に同部の企画課へ異動。現在、部の基本方針や業務運営計画の策定、その計画達成に向けた施策の企画立案を担当している。

ダイレクトバンキング部
2015年入社
社会学部卒

入社後、平塚支店を皮切りに、横浜駅西口支店、川崎支店でテラー業務を経験。6年目にダイレクトバンキング部へ異動し、新設された MUFGマイカウンター室で、現在、非対面チャネルでの営業に携わっている。

どのような働き方をされているか、お聞かせください。

浅尾

為替ディーラーとして外国為替取引に従事しており、主に機関投資家へ相場の情報提供を行い、お客さまの為替決済を執行しています。常に動いているマーケットと対峙して相場を見極めるため、朝7時から5台のパソコンを睨みつつ取引を開始。合間にはお客さまと電話をしたり、時にはお客さまに会いに行ってさまざまな会話をしています。相場はいろいろな語り方がありますが、自分なりに情報を精査し組み立てた話に、お客さまがうなづいていただけた時、達成感を感じますね。

高橋

同じ会社でも全然違う働き方ですね。私は、2021年に新設されたMUFGマイカウンター室に所属し、WEB面談専用のベルフェイスというシステムを使って、個人のお客さまを対象にオンライン商談を行なっています。私が同部署に異動してきたのは立ち上げのタイミング。そのためシステムの内容やその運用の仕方、さらにはオンライン面談の進め方まで、企画担当と一緒に話し合ってつくり上げてきました。最初は7人のメンバーから始まって、今は22人で業務を回しています。

進藤

短期間にだいぶメンバーが増えたんですね。増員のたびに育成もしなければならないから大変なのでは?

高橋

そうですね。増員の都度、ペアを組んで教えています。でも、基本的には営業店で個人のお客さまとの商談に携わってきた方が異動してくるので、皆さん、商談自体は慣れたもの。オンライン面談のやり方さえレクチャーすれば、あとはスムーズです。

進藤

対面の商談とは違う、オンライン商談の面白さはありますか?

高橋

面白いなと思ったのは、仕事の合間のお昼休みに商談されるお客さまがいらっしゃること。店舗だと15時には閉まるので、ご来店が難しいという方も多いです。お客さまが勤務先でも自宅でも、その他のどんな場所でも商談できるようになったので、その分、お客さまとの接点が増えて、より多様なお客さまに対応できるのが魅力です。

浅尾

当部でも、コロナ禍で取引先企業であるお客さまの在宅化が浸透したため、安心して取引ができるサービスを提案していますよ。

進藤

私は企業の年金制度の管理・運営をサポートする年金信託部の中でも、年金信託部全体の業務運営計画についての企画立案や、事務品質管理に携わっています。数多くの企業の年金制度を扱っているだけに、年金信託部は堅牢・堅確な業務が求められます。そのため在宅勤務などできないだろうと思われるかもしれません。しかし、私は今、週3〜4日、在宅勤務で働いています。

浅尾

その働き方が実現できた理由はなんですか?

進藤

当部が東京オリンピック・パラリンピックを契機に、紙ではなく電子データで事務ができるよう、堅牢性・堅確性を担保しつつ、お客さま〜社内の事務手続きまで、トータルで事務のデジタル化を進めてきたからです。結果的にコロナ禍の業務継続にも寄与する取り組みになりました。

職場の雰囲気や、成長できる環境について教えてください。

高橋

全店舗のお客さまをオンラインで対応するので非常に忙しいのですが、雰囲気はすごくいいです。困った時に誰かに声を掛ければ助けてくれますし、人間関係で困ったことはないです。

進藤

私も人間関係で困ったことはないですね。私より年上の方が多いのですが、皆さん、私の意見を尊重し真摯に向き合ってくださいます。意見を聞いてもらえると、自分が認められたと感じるとともに、もっと自身の発言に責任を持って対応しなければと身が引き締まります。

浅尾

当部はガッツのある若いメンバーが多いのですごく活気があります。普段からお互いに相場の話をするし、発表する場もたくさんあって、若手でも積極的に発信することが求められる。そこで受ける刺激が自分の成長の原動力になっています。また、上司は海外経験があり、かつ専門性が高い人ばかりで、その下で僕ら若手は鍛えられています。そうした環境で働くことで、最終的にお客さまに情報提供を行うための引き出しが自然と増えていき、成長しているのを実感しています。

進藤

私も日々成長を実感しています。企画業務なのでゼロからつくり上げるのが仕事。先ほど話した事務のデジタル化にしても初の試みだったので、まずはその効果のほどを伝えて社内決裁が下りるようプレゼンすることから始まり、どんな風に進めていくかまで、ゼロベースから考える必要がありました。そうやって試行錯誤しながらアウトプットするなかで、自分の成長を感じることができます。

高橋

MUFGマイカウンター室はまだ始まったばかり。手探りでやっていることも多く、「手続きをスムーズにできるようにしてほしい」「マニュアルを改訂することで負担を減らしたい」などと意見を出しながら改善を進めているところです。そうやって常に色々なことを考えるという行為自体が、自身の成長につながっていると思います。

浅尾

当社の次の10年をつくるみたいな、まさに“0→1”という、まだ何もないところから新しい何かを生み出しているところですよね。

高橋

はい。そんな新しい取り組みを行う場に身を置き、挑戦できることに大きなやりがいを感じています。

当社の働きやすさと、今後のキャリアビジョンを教えてください。

進藤

出社と在宅勤務それぞれの利点を最大限に活かすことで、業務を効率的に進めることができています。女性比率の多い当部には、在宅勤務を活用しながら仕事と子育てを両立されている方が数多くいらっしゃいます。そのほか、キャリア支援制度や育児支援制度が充実しているので、私もそうした制度を活用しながら、ライフイベントもキャリア形成も両立させていきたいと思っています。

高橋

MUFGマイカウンター室でも、今後システムがさらに進化し、在宅勤務ができるようになれば、ぜひ利用したいです。

浅尾

休みが取りやすいのも、働きやすさにつながっています。あと、半期に2回、連続5日間休暇をとることができる「ライブウィーク」は本当にありがたいです。

高橋

「ライブウィーク」は年末年始などの混んでいる時期を外し、自分の好きなタイミングで休暇をとることができるのがうれしいですよね。

浅尾

上司とじっくり話ができる「1on1ミーティング」も良い制度だと思います。普段の仕事のこと、今後のキャリアのことなど何でも話せるので、上司との距離が近くなり、その後も相談しやすくなります。

進藤

私も「1on1ミーティング」は働きやすさの助けになっています。普段、わざわざ言うほどではないけど、自分のなかで思っていることを全部言えるので、自分の考えが整理されて、より前向きに仕事に取り組めるようになります。

浅尾

残業削減の意識が高いのもうれしいです。終業時間になると、上司に「帰れ、帰れ」と促されますからね。

高橋

私も残業はありますが、毎日自炊をしたいので遅くとも19時には仕事を切り上げて帰ります。

進藤

私も仕事を終えて会社から外に出た瞬間、仕事のことは忘れてしまいます。

浅尾

残業が少なく、休暇も取りやすいため、しっかりプライベートの時間が取れるから趣味も楽しめます。私は社会人オーケストラに所属し定期演奏会に参加したり、会社の同期とクラシック自転車でのツーリングを楽しんだりしています。

高橋

働きやすい環境の中で、お互いにキャリアも磨いていきたいですね。

浅尾

その通りですね。私は実は2週間後にロンドンに赴任することが決まっていまして。当社の名前を海外に売り込みたいと意気込んでいます。引き続き相場への興味は強いので、海外勤務から戻った後も、マーケットの世界でキャリアを重ねていきたいと思っています。

高橋

今後も金融機関のデジタル化が進んでいくなかで、私は「いつでも、どこでも」WEBを通じて、お客さまが相談・お手続きができるよう、より便利な良いサービスにしていきたいと考えています。

進藤

今は所属部のみの運営における企画立案に携わっていますが、今後は所属部だけでなく、他の部門、さらに全社へと、その範囲を拡げていけるようスキルを磨いていきたいです。入社10年目に向けて、お互いに挑戦したいことが広がっていますね。